文章 別府倫太郎 2014年1月10日更新
明けましておめでとうございます。
お正月はいかが過ごしたでしょうか?
僕はボーっとして過ごしていました。(笑)
今回はその「ボーっとする」ことについて書きたいと思います。
でも、いきなり「ボーっとする」ことを話すなんて変な人ですよね。
でも話したいと思います。
「ボーっとする」ことというのは、無駄なように思うかも
しれませんが、僕にとって大切な事です。
それはゆっくり考える・自分の頭の中を探り整理する時間です。
「ボーっとする」ことは自然なことで「人間らしさ」だと思います。
更に言えば、その「人間らしさ」とは「怠ける事」です。
「怠ける」というと悪いイメージがあるかもしれません。
でも、皆さん、「怠ける」こととは切っても切れない関係に
いるんじゃないでしょうか?
誰だって怠ける時間でバランスをとっていると思います。
ちなみに僕も自他ともに認める怠け者です。(笑)
「休み上手」とも言えますよね。
では、なんで僕が「休み上手」になれたかというと、
僕が入退院を繰り返し、休まなければいけない状態にいたからです。
最初、休む事を「罪」と思っていた僕は嫌な気持ちでしたが
だんだんと「ボーっと」するようになり、
自分とゆっくり向き合う時間ができました。
その経験が今、僕の土台になっています。
今まで「休み上手」と言ってきましたが、
今の人は休むのが下手になっていると思います。
僕は新潟県十日町市という豪雪地帯に住んでいるのですが、
冬になると雪が降るので、ひどい時は外に出れない時もあります。
そういう時は入院と同じで、
「休まなければいけない状態・こもる状態」になります。
これも僕を休み上手にしている原因です。
でも、だんだんと雪国も除雪技術の進歩で交通の便が良くなり、
こもることが少なくなっています。
自然が与えてくれた「ボーっとする」時間を
無くしているようで残念です。
この事は雪国に限らず全ての事に言えると思います。
そんな時だからこそ、何でもいいので、
「ボーっと」してみてはいかがでしょうか?
一人でも怠けものが増えればこんなに嬉しいことはないです。(笑)