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ぼくのサッカーボール 3

「ファンファールさんのこと」



文章 別府倫太郎 2014年7月9日更新



こんにちは。

2014ワールドカップ、ブラジル大会も、

残り3試合ですね。

しかし、「オランダ×コスタリカ」も、

ある意味では、面白い試合でした。

「ある意味」ではというのは、ファンファール監督の采配の話し。

後半のことだったと思いますが、

デパイにかえて、レンスをいれたんです。

あるひとは、「レンスを入れたのは、マイナスにしかなってない」と言った。

だけど、僕はプラスになっているとは、言い難いけど、

いれて良かったとおもう。

なぜなら、デパイは、しょっちゅうボールを

とられてしまっていたから。

コスタリカのカウンターをふせいだわけだ。だから、良いと思う。

そして、延長戦まで、もつれこんだ、

0-0の後半アディショナルタイム。

ファンファール監督は、GKシレセンにかえて、

GKクルルにかえた。

このとき、ぼくは「え?」と思ったけども、

クルルの姿をみて、わかった。手足が長かったのだ。

ふつう、監督としては、3枚目のカードを

延長前半くらいにつかいたいものだけれど、

我慢して、PK戦にそなえたのだ。

結局、クルルは、2本のPKを止め、準決勝まで、導いた。

このとき、「監督ってこういうものだよね」というふうに

初めて、ぼくは思った。

そして、この監督が目指しているサッカーが

「リアクションサッカー」なのだという。

もちろん、「WOW!」とか、「わぁ!」といういう

リアクションではない (笑)

相手の攻め方に合わせて、そのスペースを狙っていく、という

サッカーのこと。僕は、そういうサッカーは、つまらないだろうな、

と思っていたのだけど、オランダは、面白いサッカーだなぁというふうに、

リアクションサッカーにたいする概念が変わった。

そして、そして、このファンファール監督、

マンチェスターユナイテットの監督になるみたい。

不況のマンUをどう立ちなおすのか、

ぼくの好きなウェルベックをどういうところで、

使ってくるのか。どういうサッカーなのか。

色々と楽しみです。

でも、今は、残り少ないですが、ワールドカップを

楽しみたいと思います。

では、またです。

では。











作者

別府倫太郎 プロフィール



※画像は、空想です。



2002年12月5日生まれ。

新潟県十日町市在住。

3年前から始めた「別府新聞」の社長でもあり、

別府新聞のたった一人の社員でもある。

「学校に行っていない思想家」「ポレポレぼうや」など

色々な呼び名がある。